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44マグナム 1
2010/09/10(Fri)

朝方はさほどでもなかった各所の痛みが昼前にはピークに。

そう、持病の【月曜筋肉痛症】だ。

太ももの前面、大臀筋、腹筋、腰周り、そして腕の付け根。

特に、今回一番症状が重いのが腹筋。くしゃみしただけでズキっと痛む。

もちろん、大臀筋の表層部(お尻)はずきずきぴりぴり。

魚氏(噺家風)10時間耐久逢瀬の挑戦を受けたカラダはボロボロだ。



-2010年8月23日-



いつもの通勤時と同じ時刻に起床し、ターミナル駅のカフェに少しだけ早く着いた。

目覚まし代わりなLサイズのアイスラテを手に二階客席にあがる。

本当は遅刻魔の私が魚氏(噺家風)との逢瀬待ち合わせ場所に早く行くには訳がある。

私は人の顔を覚えるのがとても苦手、一度や二度逢った相手でも

それもベッドを共にした相手であっても記憶は曖昧だ。

口の悪い飲み友(男)に言わせると「自分以外の人間に興味ないんじゃないの?」だ。

だからあえていつもちょっとユニークなニックネームを付けるようにしている。

少しでも相手の第一印象を思い出すように。


今回の相手、愛人候補氏のイメージは噺家風。

笑点の大喜利にニコニコ笑いながら座布団の上に座っているようなイメージ。

すっきりと刈り込まれた短髪、不倫バレを避けるためにかけている黒ブチのダテ眼鏡が

いっそう人懐っこい3枚目に拍車をかけている。

が、この見た目と裏腹にかなりタフで好奇心旺盛、貪欲なタイプ。

元々はドノーマルでスパンキングはおろかソフトSMの経験もなかったのに

私に逢うまでにスパンキング画像や動画でしっかり知識を仕入れ、

初回からきっちりスパンカーをこなした猛者だ。

今回も自分から少しでも長く居られるラブホを探して誘ってきたのだ。

こういう楽しむ気まんまんの相手だと、俄然私の方もやる気がでてくる。

普段、他の愛人相手なら断わるだろう、朝8時集合のために休日の朝に6時起きして

普段は降りない駅のカフェの二階であくびをかみ殺しながら

輪郭もおぼろげな魚氏(噺家風)を待つのだから。


木製の二人掛けの席について間もなく右手から魚氏登場。

おぼろげに覚えていた顔付きより、より一層『噺家風』の男性が

やっぱりニコニコとした表情で立っていた。

取りあえず氏の額の汗が落ち着くまでふたりでドリンクを飲みながら、しばし雑談。

今回選んだホテルの話になった時、そこが宿泊なら予約可能だと気が付き

もしかして空室状況も電話で確認できるのでは、と顔を見合わせた。

サービスタイムの設定は6時~18時だけれど、休日の朝は前泊している客の退室次第。

ここで確認できれば一石二鳥、私が携帯でホテル情報を確認しようとすると

魚氏はすでに電話番号を登録済み、さっそく空室確認の電話をかける。


いいね、こういうの。


話がすっすっと進んでいくのがたまらない。

おっとりした表情からはこんなに段取り上手とは見えなかったのだが。


「今なら一部屋空いてるって♪」


氏の言葉に、そく飲みかけのドリンクのプラカップを手に立ち上がった。

カフェから徒歩5分、照りつける日差しもなんのその

うきうき気分で到着すると、部屋のパネルにはライトがポツンとひとつ。

また二人で顔を見合わせ、にっこり。

ライトのついたルームナンバーを押して、さっそくエレベーターに乗り込んだ。



44マグナム 2


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