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カミソリ |
2015/08/20(Thu)
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長年愛用していたカミソリがあった。 なんてことはない、どこにでもある安全カミソリ。 深剃り高性能だとか、何枚刃とかそんな大層なものじゃない。 でも不思議と肌に合い使い心地が良かった。 たまに他のタイプを試したり、用途に依っては違うものを併用したり。 それでもそのカミソリを使い続けストックを切らしたことはなかった。 いつ頃からかときたま、その使い心地に違和感を感じることがあった。 滑らかなすべり具合のはずが、ふと肌に引っ掛かる。 時に気がつかないうちにうっすら血が滲み染みることも。 使う角度が悪いのか、肌の調子が悪いのか。 それとも知らぬ間に質が落ちてしまったのか。 違和感をもったまま、それでも使い続けある日気がつくと 肌のあちこちに傷がつき、思わぬほど血が流れ落ちるのを目にして驚いた。 あぁ、もう無理だな。 いつも切らさぬよう取って置いたストックを、全て纏めて処分した。 そして、彼と別れた。 |
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