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薄味 |
2010/01/19(Tue)
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どこを歩いている時も腰に軽く手を添えて軽くリードするようなエスコート。 予約されたカウンターで、手際の良い仕事を眺めながら摘む珍しい旬の魚と日本酒。 高層階の大きな窓に広がる港を望む夜景を肴に、重ねる赤いグラス。 なにもかもがそつのない段取り...いや上出来デートと言えるだろう。 20年以上前のトレンディ・ドラマのような、はたまたデ・ジャブを見るようだ。 その上、40代後半とはとても見えぬ鍛えられ絞り込まれたカラダ。 海自出身、今でも趣味のハードなスポーツの試合に興じ、何キロも泳いでいると言うのも頷ける。 180cmを超える上背のある恵まれたカラダに、文字通り立派な戦闘機を搭載していた。 フォルムから言えばミグやトルネードと言うより、コンコルドをひっくり返したような感じ。 まさに手に余るサイズ、私の数少ない経験値の中でも最長クラス。 ベッドに誘う仕草もとてもジェントルで、部屋のライトを大方消して白いバスローブの肩を抱き 唇を合わせながら重なりあい倒れこむように、ふかふかなベッドの上に。 髪や頬をなでながらの優しい愛撫、正常位からの挿入も戦闘機のボリューム故にその圧迫感にうめき 持続力のあるパワフルさと覆い被さるカラダの大きさに圧倒されたが、それでも基本優しい。 大きな熊に優しく抱かれているような包容力たっぷりな情事。 事後は丸太のような太い腕に抱かれて眠りにつく。 まさに非の打ち所がない、いや女性にとって理想的と言っていいほどの時間...だけど だめ。 ぜんぜん、足りない。 辛いものを食べ過ぎて舌がいかれてしまっているかのように 品のいい『てっちり』は美味しくても、まるで食べた気がしない。 お腹はもういっぱいのはずなのに、油がぎとぎとと浮いたラーメンを食べたくて仕方ない。 獣の牡と牝になって互いを貪るような交わりが欲しくなる。 まさに罰当たりな欲望だ。 太い腕に顔を埋めながら戦闘機氏の経験話などを聞いていると、なるほどと思うことしきり。 昔からモテるるタイプで女性経験も豊富なようだが、どれも極真っ当なものばかり。 通販やネットで購入されているアダルトグッズの顧客の大半が女性と知って驚いたとか 女性に「めちゃくちゃにして!」と言われてどうしていいかと困惑したとか。 そんなの、後ろから羽交い締めしてその大きな手で視界を隠し 「ほんとにやるぞ。いいんだな?」 と耳元で低く囁き、ちょっと腕でも捻れば雰囲気でるじゃない。 後はそのまま上半身を押し倒し、後ろから少し乱暴に犯してしまえばそこそこ満足してくれるよ。 .......なんてこと口にはできず取りあえず笑って頷きながら聞いていた。 翌朝、今度は大きな窓からの日差しを受けながら、やはり優しく抱きしめるような情事の後 晴れ渡る湾内の水面をバルコニーから眺めながらルームサービスの朝食を取った。 戦闘機氏は私を飲み友としても、情事の相手としても満足しているようす。 さて、私はどうしたものか。 まずは、こってりラーメンでも食べに行くか。 |
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