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闇鍋 |
2010/01/16(Sat)
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闇鍋とは、内容不明で突飛な材料を持ち寄り、暗中調理して食べる鍋料理。 全員の手に料理が渡ったところで明かりをつけ、取った具を食べる。 明かりがつくまで、器に何が入っているかはわからない。 スリリングだが、とてもリスキーな料理だ。 できれば相伴したくはなかったのだが.... 先日の戦闘機からお誘いのメールが届いた。 「杏さん、俺と朝まで飲み明かしませんか?」 いつもの気まぐれに、そのダイレクトな誘いに乗ってみることにした。 飲み明かすといっても、どこぞのシティホテルの一室。 私の返事を聞くや、早々とツィンの部屋をリザーブしたらしい。 戦闘機氏との夜は私にとって、闇鍋のようなもの。 事前になんのすり合わせもなしでベッドを共にするなんて...何年ぶりだろう。 ここ最近は、初めての相手であってもお互いの嗜好や性癖をオープンにしてから事を進めていた。 シェフに好き嫌いを伝え、ソムリエに今日の体調や気分、食事をするメンバーを伝えるように。 シーフードがちょっと苦手で、南フランスの泥臭い赤ワインが大好物。 白ワインならしっかりとしたコクとキレ、香ばしいイースト香のあるシャルドネか 香り高く華やかな味わいのヴィオニエ。 食前にはカシスをちょっと垂らしたボランジェか、極辛口のブルート・ナチュレなカヴァを。 先付けにはオリーブに浸したドライ・トマトか、バジル掛けのガーリック・バゲット。 ...なんて私の嗜好を事前にきっちり伝えた上で、ベッドの上で実食。 それでも、良くも悪くも私の好みから外れてしまうことだって多々ある。 だから、戦闘機氏との夜はスリリングでとってもリスキー。 鬼が出るか、蛇が出るか。 さっぱり見当がつかぬ。 本来なら、避けて通るとこなんだけど 野良猫気性の野次馬的好奇心には勝てそうもない。 今年の姫始めは刺激的な夜になりそうだ。 |
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