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面接 弐の巻 「パパ」 中の三
2007/07/07(Sat)


タイトスカートの上から叩かれているというのにバシッバシッと重く響くような

音ともに痛みが襲ってくる。

前回のトトロ氏のような力重視な叩き方ではなく手首のスナップや肩から腕の

筋肉の使い方が上手いのかもしれない。

パパのはまさに、スパンキング慣れしたスパンカーの叩き方だった。


     注) 文中の「杏(仮)」は私こと熟桃の募集時のHNです。

面接 弐の巻 「パパ」 上
面接 弐の巻 「パパ」 中の一
面接 弐の巻 「パパ」 中の二


「あぅっ!うぅー!うっっ!」

猿轡をされていても、うめき声がもれてしまう。

「杏(仮)!なんで素直になれないの!動くんじゃない!」

つい痛みを逃れるために、前へ前へとカラダが動いてしまうのを咎められ

より厳しい一打をもらうはめになる。

容赦なくカラダを元の位置に戻され、またビシビシと叩かれた。

今までのパートナーと違い、パパは叩きながら常になじるような言葉を

掛けてくる。

「パパに隠れてこんなことをしていたなんて!」

「悪い子のお尻は腫れ上がるまで叩くからね!」

「足をバタバタさせるんじゃありません!」

本当に【パパ】になりきった少々演技過多なパパの言葉に、合いの手を

返すことのできない、猿轡をされた状態でいるのはラッキーかもと

痛みに耐えながら思う。

スカートをめくり、パンストを下ろして最後の砦である下着を露わにしても

パパはお尻を撫でまわすこともなくひたすら叩き続けた。

猿轡の下から私がうなるような悲鳴や抗議の声を上げる度に、より強く

より早いテンポで叩きつけるように平手打ちをした。

早いテンポで叩かれると、打たれた痛みが引く間もなく次の痛みが襲ってくる。

パパは私の逃げる動きに合わせて右に避ければ左を強く、左に避ければ

右を連打し絶え間なく私の口からうめき声とくぐもった悲鳴を引き出していく。

夢中で足をばたつかせ、お尻をかばおうとする手を払いのけられ半ば諦めて

枕を抱きしめ顔を埋めて堪え続けた。

お尻はどこもかしこもジンジンと痛み、奥からじくじくと熱を持っている

ようだった。

突然パパは手を止めると、最後の砦に手をかけた。

腰に当たるパパの手の平も熱く、お尻と対照的にやや冷たい肌がびくりと

反応してしまう。

悪あがきだと判っていても、砦を守ろうとパパの手を抑えようとするが

逆にその手をピシャリと叩かれ仕方なく引っ込める。

膝のあたりまで下ろされた砦がなんとも心許なく、自分の無力さを感じて

より被虐感を煽られてしまう。

「悪い子のお尻が真っ赤だね。でもまだまだ許さないからね、杏(仮)!」

すでに腫れ上がりかけた肌を、下から上へさわさわと撫でたかと思うと

パパは手の痕が残るような厳しい一打をお尻の真ん中に振り下ろした。

「うぅっー!!」

その瞬間、目の前がぼやけて目尻に涙が溜まったのがわかった。

いくら打たれ慣れているスパンキーとはいえ、最初からウォーミング・アップ

にはほど遠い、厳しく重い連打を受けかなりダメージを受けていたのだ。

ここまで打たれると半分痺れて感覚が麻痺してくるはずなのに、お尻に

感じる衝撃は、軽くなるどころどんどん強く感じて追い詰められてくる。

言葉にならないまま、猿轡の下で「ごめんなさい」と「許して」を繰り返し

繰り返し口ずさんでいると、背筋がぞくぞくとし、だんだんと頭の中が白く

熱くぼやけてくる。

厳しい平手とともに、相変わらず上からパパのお小言が降ってくるが、

私の耳には届いて来なくなっていた。

ふと気づくと、またパパの手が止まっていた。

枕に押しつけていた顔あげ肩越しに振り返ると、パパの手が伸びてきて

キツク縛られていた猿轡代わりのヒモを口から外してくれた。

「よく頑張ったね。杏(仮)はパパのいい子に戻れたかな?」

半分ぼやけた頭で黙って頷くと、また厳しい一打がお尻を急襲した。

「きゃぁぁっ!」

自由になった口から大きな悲鳴が弾けた。

「きちんとお返事しなさい、杏(仮)!」

まだまだ厳しいパパは健在のようだった。

「それと、はしたない声をあげるんじゃありません!人が来たらどうするの!」

そんなこと言われたってと思いながら、今度は素直に答えてみせた。

「はい、パパのイイコになれました。」

まるで呪文を唱えるように、感情のこもっていない声だったが今度はお尻を

ぶたれずにすんだ。

「なら、もう少しだけ我慢できるね?」

これでやっと解放されたと踏んでいた私の安堵を裏切る言葉に、絶望と欲望の

二つが入り交じったなんだかわからない気持ちで「はい」と答えた。

そう答えたものの不安感には勝てず、もう一度振り返ってみるとパパの手には

先ほど串焼き屋でバックの端からチラと見せた私のパドルが握られていた。

「あぁっっ!そ、それはダメ!むりぃっ!いやっ!イヤァァッ!!」

さっきまで素直だった「杏(仮)」の口から悲鳴のような哀願の言葉がこぼれた。


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