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面接 壱の巻 「水芸」 上 |
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2007/06/09(Sat)
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最初に面接した人と逢ったのはゴールデンウィーク最後の日 実家から戻ったその足で、ターミナル駅のマックの前で待ち合わせた。 プロフにあった通り、背が高く大きなトトロのような体格をした男性が 人懐っこい感じの笑顔を浮かべ迎えてくれた。 久しぶりの実技面接（お試しプレイ）で少々緊張していた私も その表情でなんとなく気持ちも和らぐ。 彼の車に乗り込みメールで聞かされていた通り、隣の駅近くにあるラブホに入った。 実はこの駅は彼氏君の住んでいる地域のすぐ近く。 この日は出張で都内にいないことは判っていたものの、つい辺りを伺ってしまう。 部屋に入ってしばらくは普通に自己紹介と、たわいのない話をした。 第一印象は互いに合格と言うことで、少し砕けた雰囲気になる。 だんだん話がメールでのやりとりについて触れられるようになると Mr.トトロの柔和な表情が少し険しくなっていくように感じた。 「ＸＸＸはお仕置きが必要な悪い子なんだね。」 おぉっと、そういうアプローチできたか。 「ＸＸＸ」と言うのは募集のために使ったＨＮで、本名でも今の ＨＮ名ともぜんぜんリンクしない名前だ。 「ＸＸＸ」では雰囲気がでないので仮に「杏」としておこう。 私は子供のように膝に乗せられてお仕置きされるのは大好きだけど、 さりとて本気で小さい子供扱いされたい訳ではない。 微妙なスタンスを取りあぐねて、うつむき加減でMr.トトロの隣に座って いたら、突然アゴを持ち上げられ無理矢理顔をのぞき込まれた。 「杏（仮）、お返事は？」 いきなりな行動に緊張感が戻り、ちょっとスイッチが入りかける。 つい愛人Ｃ氏との時のくせで、顔を背け目を逸らして「イヤ」とつぶやく。 「悪い子だ」 そのまま腕を掴まれ、二人が座っていたソファの向かいにあるベットへと 引っ張られて、よろけた拍子にトトロ氏の膝の上に倒れ込んでしまった。 その早業にびっくりしてつい反射的にカラダを起こそうとすると 背中をグっと押さえつけられ膝の上に逆戻り。 観念して近くにあった枕を抱きしめた。 そのままワンピースの上からトトロ氏の最初の一打が飛んできた。 ビシッ！ う…思ってた以上に力があって痛い。 後で聞いた話では、学生時代は柔道の選手だったそうだ。 大きさも厚みもあるトトロ氏の平手打ちが左右不規則に私のお尻を襲った。 最初は気恥ずかしさで、たいして声も出ないだろうとたかをくくっていたが 最初の一打からもう軽い悲鳴のような声が口をついて出てしまった。 一度、出てしまうともう止まらない。 スカートをめくられ、ストッキングと徐々に脱がされながら、ますます力の こもった平手打ちに翻弄され悲鳴を上げ続ける。 「あぁっ...！くぅ...！いったぁーいぃ！...」 トトロ氏は最後の砦である下着の端を持ち上げ、愛人Ａ氏がいつもするように お尻に食い込ませてＴバックのようにしてしまうと、今度は真ん中下の部分を ねらい打ちに早いテンポで叩き始めた。 パンッ！パンッ！パンッ！パンッ！ 下からすくい上げるような叩き方で、無意識にカラダが逃げるように前のめりに なり、その度に大きな手でもとの位置にぐいっと戻される。 そのちょっと乱暴な扱いに完全にスイッチが入ってしまい、めずらしく少し 涙ぐみながら「ごめんなさい」と「許して」を繰り返した。 |
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