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残り疼痛 |
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2010/05/21(Fri)
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いつものデスクワーク、でも姿勢をかえるたびに眉間に軽くシワを寄せる。 先々夜の準愛人氏の雨あられのように降り注いだハードな平手打ちでも ここまで痛みは残らなかったのに。 表面上はきれいなもの、けれど肌の奥にはしっかりと痕が残っている。 まるで自分はここにいるよと、自己主張しているかのように。 痛みの与え主そのままのような名残りが、嬉しくもあり少しくやしい。 最近ベッドの上で少々意地悪になってきた彼氏君が、子猫がミルクを飲むように 私の両足を広げいつまでもなめ続けるのに業を煮やして、彼のジュニアをねだると 起き上がって四つんばいになるように言われた。 言われた通りその姿勢をとると、私の大きな腰をつかむや容赦なくずぶりとねじ込んだ。 枕に顔をうずめ、声を押し殺す。 私の中を確かめるようにゆっくりと抜き差ししていたかと思うと やおら勢いをつけて腰をぶつけてきた。 短く息を吐くようなあえぎを枕に吐き出す。 何度か擦りあげられるうちに、カラダの中が溶け出すように煮えてくる。 「あっ...う...だ、だめ....い、きそう....」 そのとたん、キツイ平手が右尻に飛んできた。 「まだ、ダメ。我慢して。」 また、そんな意地悪を...と思うと余計カラダが溶けてくる。 気がつくと中がピクピクと収縮して彼を締め上げていた。 と、また鋭い平手が今度は左尻に飛ぶ。 その痛みと刺激で締め上げ、また打たれる。 「いや！....あっつ....ごめんなさい！....あぅっ！」 準愛人氏のようにスナップを効かせ、はじくような叩き方ではなく 手のひらを叩きつけるような打ち方は、肌に痛みが染み込むようだ。 知らぬ間にもっと苛めて欲しいと呟いていたらしい。 「そのまま、動かずに待っているんだよ。」 枕を抱きしめ腰を高く上げた状態のまま、大人しく彼を待つ。 なにやら手にして彼がすぐに戻ってきた。 あ...それは！と思う間もなく腰を抱えあげられまたねじ込まれた。 深く挿入した彼自身をゆっくり引き抜きかけると、右尻に硬く冷たいものを押し当てた。 やっぱり！これはプラ製のパドルだ！ ビシッ！ 弾けるような音と共に鋭く強烈な痛みが襲ってきた。 彼のキツイ平手の何倍もの痛みと熱さがこみあげてくる。 「あぁっ！！」 私が痛がるのを承知で何度か同じ場所を打ち、カラダが逃げかけると 彼自身で楔を打ち込み中を溶かしてしまう。 その熱で弛緩するカラダにまた厳しい連打を浴びせ、くぐもった悲鳴をあげさせる。 何度も何度もパドルと彼自身に責め立てられ、とうとうギブしそうになったとき カラダの中に熱い塊のようなものが湧き上がり、ドロドロに溶け頭がスパークした。 その状態を見てとったのか、彼はパドルを放り投げてラスト・スパートをかけた。 私の耳にはベッドの下に転がり落ちたパドルの音が遠くで聞こえ 彼の熱いしぶきを背中で感じただけ。 私の背中をきれいにふき取ると、そのまま彼が私に覆いかぶさってきた。 彼の体温が心地良く、お尻がずきずきと疼いた。 週末は別の逢瀬が待っているというのに、これは２－３日残るな。 彼の残した肌の奥の痛み、嬉しくもあり少々やっかいだ。 |
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