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過去からのメール |
2009/04/01(Wed)
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見知らぬアドレスから一通のメールが届いた。 熟桃、ひさしぶり。 もう試供品だけでメイクするのはやめましたか?あのころの熟桃がなつかしいです。 熟桃がおれに「別れないから大丈夫だよ」なんて言いながら徐々に連絡がとれなくなったあのころから、もう18年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。 あ、そうそう、メールをだしたのは何か理由があるわけではないんだ。熟桃に名前が似てる犬がいて、ふとなつかしくなったから、たまには思いついたままに何か書いてみようと思っただけ。 思い返してみると、いつも恋愛の主導権を握っているのは熟桃のほうでしたね。ときどき告白される熟桃に対し、女子と接点すらほとんどないおれ。熟桃がいつも「私たちは束縛とかしない自由なカップルでいよう」と言っていたのは、おれにとって、ほとんど「いつでも別れるぞ」という脅迫のようなものでした(苦笑)。今でもその場面が夢に出てうなされます。 そういえば熟桃にとって初恋の相手がおれだったのかな?最初のころの熟桃は、なんだかプライドだけは高いわりに、緊張気味だったような気がします。そろそろ男慣れしたころでしょうか? 付き合い始めのころは、勢い余って、熟桃が「いつか結婚してもいいけど」とか言っていましたね。言い方は素直ではなかったけれど、その気持ちは嬉しく思ったものです。後先考えずにそういうことが言えてしまうところも熟桃らしいですね。 総括して言えば、おれは熟桃と付き合えてよかったと思っています。振り回されたけど、そのおかげで忍耐力もついたし、言いたいことを封じ込める技も身に付きました。 いろいろ書いたけど、おれは熟桃が大好きでした。これからも熟桃らしさを大切に、あと、ときどき生えてくる太い腕毛を大切にして(笑)、いつか幸せになってください。 またいつか会いましょう。では。 P.S. 熟桃がくれた霊魂が宿るとかいう石、そろそろ捨てていいですか そんな石、とっとと捨ててください(--; <霊魂が宿るとかいう石 私も『ときどき生えてくる太い腕毛』をさっさと抜くので。 ....... エイプリルフールによせて。 ご興味のある方はこちらからどうぞ → 【初恋の人からの手紙】(元はメール⇒手紙です^^;) |
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