スポンサーサイト |
--/--/--(--)
|
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
完熟 |
2008/03/10(Mon)
|
『本当のエクスタシーは同じ相手と繰り返し交わることで初めて訪れる』 かつて何かの本で目にした一文。 その時はまだ若く、いろいろな相手といろいろなSEXを試してみたくて スティディな彼がいても、常に獲物を探すようにチャンスがあれば躊躇なくベッドを共にした。 ベッドどころか、車の中でも、飲みにいった先の店のソファーでも、友人の部屋の片隅でも 刺激的であればあるだけ私にとって、とても美味な果実だった。 それは熟して芳香を放つ官能的な果実ではなく、青くスパイシーで口の中で弾けるような果実。 一口囓っては、また次の果実に手を出す...そんな発情期の牝猫のような私には その言葉の意味するところは自分とは別世界の話、そんな感じで頭の隅に追いやって すっかり忘れ果てていた言葉だった。 野良猫根性は相変わらずだが、さすがに四十路も過ぎてくるとスパイシーな青い果実より すっかり熟して口の中でとろけるような、官能的な果実の味わいに魅力を感じるようになり 一途とは言えないものの、ゆっくりとしたペースで楽しむことができるようになった。 彼氏君とはすでに足掛け5年半の付き合い、ひと月に一度程度のまさにゆっくりペースだが 【ジャストサイズ シリーズ】の通り、すっかり彼仕様のカラダになってしまったようで 彼自身に掻き回されるだけでじゅぶじゅぶと溢れだし、彼が逝く時には必ず噴きだしてしまう。 媚薬もオモチャも、本格的なスパンキングがなくてもこんなにも感じさせられるなんて 今までの付き合いでは思ってもみなかったことだ。 「なじんできたんだよ。」 彼氏君にはこともなげに言われてしまったが、そういうことなのかもしれない。 ようやく、本当に熟した果実を味わうことができたということか。 |
コメントの投稿 |
|
|
トラックバック |
トラックバックURL
→http://peach1999.blog.2nt.com/tb.php/349-1379a620 |
| メイン |