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身分 |
2007/03/22(Thu)
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「俺の奴隷になるか?」 「~してくださいご主人さま、だろ?」 逢瀬のたびに愛人C氏から言われる言葉。 従順で淫乱で「ご主人さま」の言いなりに己から求め乱れる 「奴隷」になって欲しいらしい。 ときたまメールでは「淫乱な雌豚」とかもリクエストされる。 で、そのたびに「それはイヤ」とすげなくお断り申し上げている。 そもそも「奴隷」って淫乱はともかく従順なのだろうか? 他の国から無理矢理さらわれて来たり、人身売買で買われたり捕虜になったり 人種的差別で貶められてその身分に押し込められた人たち。 私の認識だとそういう人々が「奴隷」という立場にあるのかと思う。 そういう場合、主に対して忠誠心を持ったり従順でいられるとは思えない。 力で押さえつけられている立場上、生命を維持するため服従の意は示す だろうけど、心の奥底では「いつかこいつの喉元を食いちぎってやろう」と そう日々思い描いているのが「奴隷」ではないのかな、と。 SM嗜好の中に相手(自分)を人間以下のものに貶めて、己の欲望だけを満たす 対象に作り上げたいとか、理性を取っ払った肉欲のみの姿にしたいという願望が あるのは知識として知っているが、私にはそれが「奴隷」とは結びつかない。 それは肉欲だけをインプットされたロボトミーみたいなものかなと思う。 または心を持たない(持たせない)人形のようなもの。 良く畜生とかいって動物に例えたりもするけど、彼らは自分のイヤなことは ガンとして聞き入れないはずだろうから。虫けらも同じ。 それとは別にM嗜好の中に主を戴き、ひたすら仕え奉仕し主のためだけに 存在したいという願望があるのも知っている。 それは「従者」または「臣下」であってやっぱり「奴隷」ではピンとこない。 主君の為には命をはってお仕えし、時には蔭腹(半分切腹状態)状態で諌言 したり、主が亡くなると仇討ちをし追い腹を切って主の後を追う... そんなイメージ。 絶対的な忠誠心と報われる報われないに関わらず差し出される大いなる慈愛。 やはり隙あらば主の寝首を刈ってやろう...などと思っているはずの 反乱分子な「奴隷」とは相容れない感じがするのだ。 で、話を戻してC氏が望む姿はたぶんそんな気合いの入った「肉欲ロボトミー」 や「お人形」、ましては「忠義の臣下」などではなく「都合良く懐いて発情する 愛玩具またはペット」な感じなのだろうと想像している。 まぁ言葉の真意は別として、非日常的な響きのある「奴隷」とか「メイド」 などの言葉にファンタジーを感じて使用してるのかな、とは思う。 どちらにしても「肉欲ロボトミー」にも「忠誠心いっぱいの臣下」にも 「都合良く懐くペット」にもなれないので「気まぐれワガママ淫乱な野良猫」の 身分で勘弁してもらおう。 |
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